課題背景その課題は、消費者の「欲望」が見えていないからかも?
既存の手法では、モノが売れなくなってきた
コロナによる先行きの不透明感、SDGs・サステナビリティなど大きな価値観変化、SNSの普及・ECの発達による情報爆発など、消費環境の複雑化・多様化が進展。消費者自身にも、自らのニーズが明確に分からない状況になっています。顕在化したニーズを後追いするのではなく、ニーズの手前にある消費者の本当の「ほしい/したい気持ち」=「欲望(Desire)」を喚起し、増幅させるプランニングが求められます。
新商品・サービスの良いアイデアが生まれない
次代のヒット商品を産み出すには、消費者の価値観や行動の変化について、より的確なインサイトを持つことが必要です。「欲望(Desire)」視点で、消費者の価値観・行動の変化を把握し、未来に生まれるニーズを洞察することで、受容性が高く、創造的な新商品・サービスを開発するためのアイデアを産み出すことが可能になります
ヒット商品が生まれても続かない、定番化しない
商品・サービスの価格やスペックだけでは、消費者の心は動きません。購入時、購入後の良質なブランド体験が、その後のブランドへの好感を醸成していきます。消費者の心の奥にある「欲望(Desire)」を刺激する、ブランド体験の場・タイミングの設計が重要です。消費者の「欲望(Desire)」に訴える「心が動く消費」体験は、次の買いたい・したい気持ちに繋がり、顧客のLTVを高めます。
プログラム概要「欲望」に着目して消費をデザインする“DDD”
消費環境は、複雑化・多様化し続け、従来の顕在化した意識行動だけを追う消費刺激にはもはや限界が訪れています。
今こそ、人々の心理の奥底にある、本当の「ほしい/したい気持ち」=「欲望(Desire)」を解き明かすことが求めらているのです。
DENTSU DESIRE DESIGN(デンツー・デザイア・デザイン)は、「欲望(Desire)」視点から消費者インサイト研究とソリューション開発を行うプロジェクトです。
ニーズの手前にある「欲望(Desire)」を可視化・構造化し、定量的・定性的に把握することで、人々の「心が動く消費」の実現を支援し、日本の消費社会の活性化を目指していきます。
調査レポート心を動かす欲望を解明する、電通「心が動く消費調査」
DENTSU DESIRE DESIGN(デンツー・デザイア・デザイン)では、消費者の本当の「ほしい/したい気持ち」=「欲望(Desire)」を可視化し、消費との関係を把握するために、電通「心が動く消費調査」を定期的に実施しています。
テンションが上がったり、感動したりした買い物や体験を「心が動く消費」と定義し、「心が動く消費」の背景に人々がどのような「欲望(Desire)」を持ち、それが人々の消費行動にどのような影響を与え、次の消費につながっているかを調査。
調査のレポートでは、欲望にまつわる消費者インサイト、消費トレンドに関する情報を提供します。
マーケティング支援戦略・戦術開発で企業のマーケティングをサポート
「消費者は、自らの欲望を起点に、どのような情報行動や経験の影響を受けて消費行動に至るのか」を、調査分析やケーススタディから解明し、購買行動モデルやコミュニケーション戦略の立案を行います。「欲望(Desire)」の視点から新たなインサイトを発見し、欲望を刺激し消費を促進するためのコンサルテーションや戦略・戦術開発を行い、企業のマーケティングをサポートします。
● コミュニケーション戦略立案
● 新商品開発支援
● 企業や商品のブランディング戦略立案
● プロモーション施策提案
● CRM戦略構築 など
導入メリット「欲望」を起点に、人々の心を動かし消費を活性化
消費の大きな潮流や、そこに至る現代の人々の欲求・価値観を把握
ケーススタディや調査の分析等を通じて、消費者の間に沸き上がる「ほしい/したい」気持ちをひもとき、その気持ちの正体である「欲望(Desire)」を明らかにすることで、現在の消費の潮流の根底にある価値観を探ることができます。さらに、これからの消費の潮流も把握することができます。
潜在的な欲望を掴み、それに応える商品やサービスが生み出せる
「欲望(Desire)」視点で消費者の価値観や行動の変化を把握し、未来に生まれるニーズを洞察することで、そのニーズ起点に新たなアイデアを生み出すことができます。それにより、より消費者の受容性が高く、創造的な新商品やサービスを開発するためのヒントを得ることができます。
短期的に商品やサービスの販売を加速させる
消費者の本当の「ほしい/したい気持ち」=「欲望(Desire)」を掘り起こし、欲望を刺激する消費体験を提供することで、商品やサービスの販売を再活性化させるためのサポートをします。
中長期的に顧客との関係性が向上し強いブランド支持を獲得できる
商品の購入時や購入後の良質なブランド体験は、その後のブランドへの好感度を醸成していきます。 消費者の「欲望(Desire)」の視点でブランド体験の場やタイミングを設計をする事で、テンションが上がったり、感動したりする「心が動く消費」を実現。「心が動く消費」体験を、次の「ほしい/したい」気持ちへとつなげることで、顧客のLTVを高める効果が期待できます。