未来事業を想像から創造の領域へ
新規ビジネス開発において、バックキャストアプローチが注目されています。地政学/疫学的リスク、未経験の社会環境変化、加速するテクノロジー進化等、将来予測が困難な中、企業自らが能動的にありたき未来を構想し、事業変革を進めていかなくてはなりません。一方で、課題もあります。自社業界の目線に留まり、生活者の視点を欠いたありきたりな未来目標に帰結したり、現状からの乖離が激しく、アイデアは成算の乏しい絵に描いた餅になる、また良いアイデアも実現性のある計画に繋がらない等、バックキャストアプローチには3つの“つまずき”ポイントが常に伴います。(下図参照)バックキャスティングだけでは、未来の事業は想像に留まり、ユニークさと実現性を兼ね備えた、本当の未来事業創造につながらないのです。
「未来の暮らしを創る事業開発プログラム」は、バックキャストにありがちなこの3つの“つまずき”を乗り越えるため、アイディエーションとコンサルティングを組み合わせた次の時代のビジネスを創る事業開発プログラムです。電通グループが持つ豊富な生活者インサイト、未来予測支援ラボが開発した企業の未来創造メソッドを用いて、顧客に提供する未来の暮らしと、その実現のためのユニークなビジネスアイデアの発想が可能です。さらに生みだされたユニークな未来ビジネスアイデアは、電通コンサルティングの事業開発フレームを用い、市場性や実現性の評価を加えることで、経営の意思決定につながる事業計画に落とし込むことが可能です。