消費者が自発的に会話し、自律的につながり続けるしくみ
昨今、優秀なマーケターほど、企業が主語のマーケティングの限界に気付き始めています。マーケターの施策は多様に複雑化する市場に届き辛くなり、ソーシャルメディアの口コミも思うようには拡散せず、コントロールすることもままなりません。またビッグデータを分析しても、なぜ買っているのかの理由はなかなか見えてきません。
そんないま必要とされるのは、消費者が主語で語り合える場を作ることではないでしょうか。ファンコミュニティクラウドでは、顧客や未顧客が自発的にコミュニケーションに参加し、学習し、つながり続ける中で、自らの意志でファンとなっていきます。そして、ロイヤルティを高め、その好意と共感を他者に伝えていくようになります。その結果、コミュニティに参加する顧客のファン度は上がり、併せてLTVも向上していきます。コミュニティを観察することで、ファン化のメカニズムも明らかになり、ファンとの絆を深める戦略も見えてきます。
本件でパートナーシップを組むクオン社は、自らが構築・保有するファンコミュニティクラウド内に、消費者のコミュニティを開設・運用・ファン育成した上で、コミュニケーションログ計測や定点観測(アスキング調査)でデータを蓄積し、データサイエンスにより「ファンになる理由」を解明するサービスを提供しています。これを電通グループの「People Driven Marketing®」に組み込み、デュアルファネルの各段階において活用することで、最適なマーケティング戦略を導き出し、施策を立案・実行します。広範囲にわたるマーケティング課題に対し、人基点の「PDMファンコミュニクラウド」ソリューションとして展開していきます。