リアルタイムでインタラクティブなショッピング体験を実現
2時間で数億円を売り上げるとも言われ、中国を中心に話題となっているのが、ネットの生放送で商品を販売するライブコマースです。電通グループはこのライブコマースのサービス提供を日本でいち早く開始しました。長年培った通販番組制作のノウハウやインフルエンサーマーケティングのノウハウを結集し、日本独自のライブコマースソリューションを提案します。
中国に比べて人口の少ない日本では、ライブでの視聴人数に限界があります。そこで、電通グループのライブコマースソリューションは、当日の放送だけでなく、事前告知や事後拡散も組み合わせた、立体的な買い物体験を設計します。また、当日の販売だけでなく、再来訪や友達紹介といったファン層の拡大やLTVの拡大も狙った施策として展開していきます。
ライブコマースとひと口に言っても、そのフォーマットは様々です。スタジオを使って商品をデモンストレーションするもの、実際の売場に飛び出して買い物体験を創出するもの、数量限定で購入を強く促すタイプもあれば、視聴者とのインタラクションを重視して、疑問や不安を払拭し安心感を醸成するタイプもあります。
これらのフォーマットは、ライブの売上や店舗への誘客の向き不向きがあり、目的に応じて設計しなければなりません。また、収録後のコンテンツの再活用やSNSとの親和性も考慮の対象となります。欧米ではインスタグラムから直接商品が購入できるインスタントチェックアウト機能も登場しており、日本でもSNSを活用したショッピングが盛りあがることが予想されます。ライブコマースはそういったソーシャルコマースの一手法として注目されているのです。