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    新規事業アイデアを生みだす「Future Craft Process」。その導入メリットや成果とは?

    最終更新日:2024年07月02日

    新規事業アイデアを生みだす「Future Craft Process」。その導入メリットや成果とは?

    ビジネス変革が求められるこの時代、新規事業の立ち上げに取り組まなくてはと危機感を覚える企業が増える一方、「なかなかスタートが切れない、何からすればよいかわからない」といった声がよく聞かれます。
    そこで電通グループの横断組織「未来事業創研」では、独自のツールやメソッドを駆使して“ありたき未来”を可視化し、新規事業アイデアを生み出す支援プログラム「Future Craft Process」を開発しました。このブログでは、当プログラムに関してよく寄せられる質問に、未来事業創研ファウンダーの吉田がお答えします。
    なお、新規事業開発における我々の考え方については前回のブログでたっぷり語っていますので、そちらもぜひご一読ください!

    ⇒新規事業立ち上げで必要な「ありたき姿」の構想から、500を超える事業アイデアの創出まで行う、新規事業開発支援プログラム「Future Craft Process」の概要資料はこちらからダウンロードできます。

    PROFILE

     

    INDEX

    【初めに】そもそもFuture Craft Processとは?

    4つのステップで事業アイデアを生み出すプログラム

    「Future Craft Process」は、事業のパーパスとなる“つくりたい未来”を描き、その未来の実現に向けた事業アイデアを創出するプログラムです。創出プロセスは4段階に分かれており、「未来ファクトカード」などの発想支援ツールや「Expert Idea 500」というアイディエーションメソッドを活用しながら、最終的に事業アイデアを生み出すことを目的としています。
    ⇒Expert Idea 500のeBookはこちら

    …というのがFuture Craft Processの簡単な概要説明になりますが、では具体的にどんなツールやデータを使うのか、どんな人たちの力を借りられるのか、そして他の事業創出支援サービスと何が違うのかなどなど、疑問に思われることがきっとたくさんあるでしょう。詳しくはぜひeBook「未来を可視化し、未来の事業をつくるプログラム Future Craft Process by 未来事業創研」をお読みいただきたいのですが、ここでは一問一答形式で簡潔に答えていきたいと思います!

    【一問一答PART 1】何が特長? 他とどう違う? Future Craft Processのイチオシポイント

    Q.  他社が提供する事業開発サポートプログラムと比べて、一番の違いは何ですか?

    A. 自社技術よりも「つくりたい未来」を最重視する。アプローチが全く違います!

    一般的な事業創出プロセスでは「社会変化×自社リソース(技術・知見)」から新たな事業を考えるのが王道ですが、自社リソースを軸の一つとしているため、既存の開発から大きく飛躍しづらいという課題があります。一方、Future Craft Processが軸とするのは「社会変化×人間の本質的欲求」。社内の技術や価値観に縛られない、より普遍的な理想の未来を描き出し、それに対して自社ができることを考えるというアプローチを取っています。「やりたいこと」より「やれること」を優先しがちなビジネスにおいて、理想を重視しながら物事を考えるFuture Craft Processはなかなか新鮮ではないでしょうか。

    Q. 「未来ファクトカード」って何?

    A. 膨大なオープンデータをわかりやすく整理した、未来を描くための重要な材料です。

    政府やシンクタンクの信頼できるオープンデータをもとに、未来事業創研が「未来の確からしい事実」を独自に整理して資料化しました。膨大なオープンデータから必要な情報を選んで読み解くのはなかなか大変なものですが、これは4つのカテゴリー・72枚のカードに分類されているので、未来のイメージをざっと掴むことができます。こうしたデータをインプットすることで、理想論で終わらない、よりリアルで具体的な「理想の未来」を描くことができるようになります。

    Q. 「未来ライフセッション」は誰がファシリテートしてくれますか?

    A.  “未来を描くこと”に長けた、さまざまな専門性を持つメンバーがファシリテートします。

    クライアントの事業領域や職種に合わせ、最適な知識を持った未来事業創研のメンバーをファシリテーターとしてアサインします。未来事業創研は電通グループの横断プロジェクトなので、通信テクノロジーやバイオゲノム、ヘルスケア、育児や働き方など、幅広い分野のスペシャリストがそろっています。普段からユニークな研究や新規プロジェクトに取り組んでいるメンバーばかりなので、全員未来を描くことに長けていることが特長です。

    Q.  「Expert Idea 500」とは? “エキスパート”って具体的にどんな人たち?

    A. 2万人(!)を超える多様な分野のエキスパートから、条件に合った専門家を100人選んでアイデアを集めるスキームです。

    まずは2万人以上が登録されている専門家データベースから、100名ほどのエキスパートを選び出します。その後、選定した専門家の方々に、描いた未来を実現させるための商品・サービスのアイデアをWEBアンケート形式で5個ずつ発想してもらう。それが「Expert Idea 500」の概要です。
    このデータベースは、経済情報の開発と共有で定評のあるユーザベースグループ・株式会社ミーミルが構築している信頼性の高いもので、登録されているエキスパートは大学教授や研究者、専門職に就いている方などさまざまです。専門家の個人名は非公開ですが、競合他社に関わった経歴がないかなど条件を絞り込むことができます。
    ⇒Expert Idea 500のeBookはこちら

    Q.  たくさんのアイデアが出て、逆に困ってしまうのでは??

    A. 定量評価できる仕組みがあるのでご安心を。出てきたアイデアは今後の資産にもなります。

    普通は500もアイデアが出たら、アイデアの見極めや選定が大変になると思いますよね(笑)。そこがこのメソッドのポイントで、エキスパート同士がお互いのアイデアを相互評価することで、アイデア偏差値が分かるようになっています。つまり、アイデアを定量的に評価し、それを指標としてロジカルな意思決定ができるのです。
    ちなみに過去の事例では、740個以上のアイデアが出たことも! その会社では、今も事業を考える際にその時のアイデアを参考にしているそうです。アイデアストックという貴重な資産として、長く活かしていけると思います。

    【一問一答PART 2】ズバリ、どんなメリットがあるの?

    Q.  Future Craft Processはどんな課題を持つ企業におすすめですか?

    A. 以下の項目に一つでも当てはまったら、ぜひご相談ください。

    ・既存事業の市場に将来性が見えない
    ・市場のシェアの奪い合いに疲弊している
    ・新たな領域に踏み出したいが、具体的なアイデアが湧かない
    ・仕事に対する社員のモチベーションが落ちている
    ・自分たちの仕事の意義が見えづらくなっている

    Q.  事業アイデアを生み出す以外に、導入することの効果や意義はありますか?

    A. 社員の思考チェンジやブランディングにもつながります!

    実際の事業立ち上げまではできなくても、未来を描くセッションに参加することで社員の方々の視野がぐっと広がります。とくにR&D部署の方々は、特定の専門領域に長期間関わっている場合が多いので、どうしても視野が狭くなりがちです。そんなとき、一度ご自身が担当している技術から離れて「つくりたい未来」を考えてみると、自分たちが生み出せる未来の可能性に改めて気づくことができます。
    また、「私たちはこんな未来を目指しています」と具体的に発信できるようになりますから、企業ブランディングの側面からも見ても十分価値があると思います。

    Q.  事業開発は自社だけじゃ無理? 外部パートナーはなぜ必要?

    A. 立場や社内常識を超え、みんなの「つくりたい未来」をフラットに引き出すためにもぜひ外部知見をご活用ください。

    会社組織というのはフィルターバブルそのもので、事業に関係ない情報は入ってきづらいもの。「自分・今」という視野を「社会・未来」へと縦横に広げるためには、外部の知見を活用するのが効果的です。
    また、組織の中にいると、企画そのものよりも「こうすれば企画が通る」という打算的な思考が働きがちです。ワークショップのような企画会議の場でも、役職が高い人や発言力の強い人が影響力を持ってしまいがち。そこに我々のようなファシリテーターが入ることで、立場に関係なく社員のみなさんの意見をフラットに引き出すことができると思います。

    【一問一答PART 3】導入方法や進め方も詳しく知りたい!

    Q.  プログラムを実施するのに、だいたいどれくらいの期間がかかりますか?

    A. 多くの場合、受注後5~6ヶ月でアイデアが整理されます。

    Q.  プログラムを開始するまでに必要な準備などはありますか?

    A. メンバー集めやスケジュール調整、リソースの棚卸しなどをお願いしています。

    セッションに向けて、事前にメンバーの方へ宿題を出す場合があります。目的やセッション内容によっても事前準備は異なりますので、打ち合わせをしながら決定していきます。

    Q.  ステップ1までは自社でできています。部分的なサポートもお願いできますか?

    A. もちろんOK! 目的やご要望に合わせプログラムのカスタマイズも可能です。

    ステップ0から3までフルで実施するのではなく、「ひとまずつくりたい未来の可視化まで」「アイディエーションだけ」というクライアントさまも実は結構いらっしゃいます。まずは勉強会からというご依頼も大歓迎ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

    【最後に】未来事業創研が一番大事にしたいこととは……

    何より、ワクワクしながら未来を描いてほしい!

    さて、ここまで一気にお答えしてきましたが、Future Craft Processの内容がよりクリアになったでしょうか? 最後に一つ、私たち未来事業創研がなぜこういったソリューションを提供しているかについてお話しして終わりたいと思います。

    人口減少はじめ、少子高齢化や環境問題、食料自給率などの社会課題が深刻化し、国内における経済的成長が難しくなっている日本社会では、多くの企業で「マイナスの課題を減らさなければ」という発想が増えています。本当はどの企業も素晴らしい未来を創ることができるポテンシャルを持っているのに、義務感に追われてしまい、生活者がワクワクするような商品やサービスを生み出しづらくなっている。でも逆に考えると、もし企業自身が「こんな楽しい未来がつくれるんだ!」とワクワクしながら事業開発を行えば、そのワクワクはきっと社会全体に波及していくでしょう。Future Craft Processを通じ、そのサポートができたらと強く願っています。

    調理器具市場で一躍大人気になったバーミキュラは、家事の手間を減らすというマイナスからの発想よりも「食材をもっと美味しく食べる」というプラスの価値を提示して目覚ましい成功を遂げています。電動車椅子のWHILLは、移動困難者向けソリューションに限定せず、「すべての人の移動をワクワクするものに変えていく」という広い視野のビジョンで成長しています。そんな風に未来への期待感を可視化できれば、世の中も、自分たちの仕事も、きっと今よりもっと楽しくなるはず。ぜひみなさんもFuture Craft Processで新しい視点を手に入れ、あなたの“つくりたい未来”を描いてみてください。

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    →「未来を可視化し、未来の事業をつくるプログラム Future Craft Process by 未来事業創研」

    ↓Expert Idea 500の説明eBookもチェック↓
    →「未来の事業を、専門家のアイデアの力で創り出す Expert Idea 500 」

    これからの新規事業立ち上げにおいて必要な視点やアイデアの創出方法についてお伝えした前回ブログ「新規事業立ち上げは『つくりたい未来』の可視化から始まる!」はこちら


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