ソリューション

お客様の欲望を基点に売れる商品を発想する「心が動く新商品開発プログラム」

作成者: D-sol|Dec 19, 2023 1:00:00 AM

課題背景こんなお悩みはありませんか?

新商品のアイデアが、手堅いけど化けそうな感じがしない

既存の調査やデータをもとに考えられた新商品アイデアが、手堅いものの、ヒット商品に化けそうな感じがしない……。新商品開発の方法がマンネリ化していて、新しい視点を取り入れることが必要になっている、ということはありませんか?

発想が広がらない、お客様視点で考えられない

自社のシーズや社内外の諸事情が発想の出発点になってしまい、お客様視点ではなく自社のできることから商品開発を考えてしまいがち。それが原因で既存の枠を超えるような新しいアイデアが生まれにくくなっている、ということはありませんか?

消費者が本当に欲しいと感じるものを開発できている手ごたえがない

消費者のニーズ志向に目を向けて商品アイデアを発想したものの今一つ売れる感じがしない……。データによってすでに顕在化したニーズに向けた商品開発も一つの手ではありますが、消費者が本当に欲しいと感じるものを開発できていないのではありませんか?

こんな商品が欲しかった!とお客様に心から愛してもらえる新商品をつくりたいが……

新商品のアイデアを考えるにあたって、根拠や拠りどころとなる課題、顧客ニーズを充分把握することなく、担当者の属人的な発想を商品開発の起点にしていないでしょうか。あるいは、商品に込めた想いや意図がマーケティングのチームにうまく伝わらず、本来考えていた魅力を最大限に生かした消費者へのアプローチに繋がらないといった悩みが生じているのではありませんか?

その悩み、「心が動く新商品開発プログラム」が解決します!

概要消費者の欲望を基点に、売れる商品を発想する「心が動く新商品開発プログラム」

DENTSU DESIRE DESIGN(以下DDD)がご提供する「“心が動く”新商品開発プログラム」は、約2万人分の消費者調査データ・生の声と、電通が持つ商品開発についての豊富な知見と経験をもとに、消費者の心の奥底にある「本当に欲しい/したい気持ち」=「欲望(Desire)」を起点に“心が動く”アイデアと施策を生み出す、電通独自の新商品開発支援プログラムです。

※「欲望」とはシーズ発想でもなく、既に顕在化しているニーズでもなく、それよりもさらに心の奥底にあるしたい・欲しい気持ち

「欲望(Desire)」について詳しく知りたい方は、こちらのブログもあわせてご覧ください。
顧客の「本当の欲しい気持ち」を捉える「欲望インサイト」とは

消費者の心の根底にある「欲望」という視点から、「気持ちが上向く、ポジティブな消費」へと導くリアリティのあるコアコンセプトやストーリーを発見し、消費者にとって魅力ある商品開発を可能にします。また商品開発に止まらず、コミュニケーション戦略や施策の立案・実行など、心を動かす顧客体験のデザインまでを一貫してサポートします。

顧客のリアルな声に基づいた、消費者の「欲望」から発想

21,000件以上のサンプル数を持つ、電通独自の「心が動く消費調査」データベースを用いて、「消費者の本当に欲しい気持ち」=「欲望」を可視化します。

電通独自のアイデア発想プログラム

数多くの商品開発経験を持つ電通の専門家集団「DDD」が、独自に開発したメソッド「欲望ハッシュタグ」(データベースから抽出した生の声をグルーピングしキーワード化する手法)を用いてアイディエーションを支援。これまでにない切り口の新商品アイデア発想を支援します。外部のノウハウや知恵を導入しながら、あくまでも自社が中心となった主体的なプロジェクトを推進するのに最適なプログラムです。

これまでの商品開発プロセスにプラスして導入が可能な、使いやすいプログラム

電通が持つ、多くの新商品開発プロジェクト支援経験を通じて開発したこのプログラムは、滞ることのないプロジェクト推進を可能にします。既存のプロセスに組み込むことが可能で、明確な目的や方法や手順が、組織横断のプロジェクト推進を容易にします。

アイデア出しにとどまらず、商品化・マーケティングまでをサポート

新商品開発のアイデア創出だけでなく、その後の開発もサポートします。さらに、商品戦略に沿った顧客体験のデザインを実現するために、上市後のコミュニケーション・クリエイティブ開発までを一貫してサポートいたします。

プログラム概要心が動く新商品開発プログラムの進め方

心が動く新商品開発プログラムは4つのステップで進めていきます。このステップを、自社で通常行っている新商品開発プロセスに新たに組み込んでいただきます。

1. 着目すべき「欲望」を選定
~商品開発の戦略上どの「欲望」に着目するか?~

データや調査、資料などから新商品のターゲットを想定し、そのターゲットがどのような欲望を持ち、何に心が動かされる特徴があるのかを分析します。着目すべき欲望は、DDDが独自分析した「11の欲望(Desire)」の中から分析結果をもとに選定していきます。

11の欲望(Desire)について詳しく知りたい方は、こちらのブログもあわせてご覧ください。
次なるマーケティング戦略の鍵とは?【前編】~注目すべき「11の欲望」~

2. 心が動く消費のカギを抽出
~「欲望ハッシュタグ」を発見する~

商品開発で着目すべき「欲望」が策定できたら、「心が動いた消費」によってその「欲望」が満たされた人が実際に回答した約21,000サンプルのデータからフリーアンサー(生の声)をご提供します。選んだ生の声を、似た心情ごとにグルーピング、タグ化し、「心が動く消費」の鍵となるキーワード/トピック/センテンスを抽出した「欲望ハッシュタグ」をつくっていきます

3. 心が動くコンセプトアイデアを発想
~欲望から発想する新商品コンセプト~

欲望ハッシュタグを発想のヒントにして、商品コンセプトアイデアを発想していきます。ターゲットとなる消費者の欲望がかなうことで得られる感情や生活の変化を頭に置きながら、「どんな欲望を満たす商品にするか」を考えることで、お客様のイメージが鮮明になり、アイデアの発想もしやすくなります。

4. 欲望基点の体験をデザイン
~心の奥底にある漠然とした欲望を顕在化〜

欲望基点の体験設計を行う場合は、購買前後の消費行動だけでなく、その前に(あったらいい、本当は自分はこうしたい)といった心の奥底にある漠然とした欲望を炙り出し、それらを解決したいという、欲望が顕在化する過程も加味しながら体験設計を行うことが特徴です。

その過程を、購買以前~購買以後のカスタマージャニーとして描き、漠然とした欲望が明確な購入意思決定につながって、購入後の満足を得るまでのシナリオをつくります。

そして、そのシナリオを実現する顧客体験を設計します。すなわち、最初から最後まで「お客様の欲望」で貫いた体験設計を行うことで次の消費に繋がる実感をもち、消費に次々と広がりが生まれていく「消費の好循環」をつくっていきます

フロー進め方のフロー

課題に合わせてカスタマイズをすることが可能です。まずは、お気軽にお問い合わせください。

  • 問題意識・課題のヒアリング
  • 課題に合わせたプログラムのご提案
  • アイディエーション・セッションの企画・実施
  • 新商品コンセプト・顧客体験デザインの設計、検証
  • 設計に基づく施策開発(オプション)
  • 施策のレビュー・評価(オプション)