社会の多様化の進展にともなって、企業活動にもそれらへの対応が強く求められるようになってきました。女性活躍推進、性的少数者への配慮、障害者雇用、グローバル化対応、シニア社員の働きがいなど、課題は多岐に渡りますが、それぞれの特性に関する知識・理解は依然不足しており、差別やモチベーション低下の原因になっています。
一方、法制度や政府方針も、女性の管理職登用、障害者雇用率の達成、定年延長、性的少数者や外国人への差別禁止をさらに求めるようになってきました。しかし、企業の現場では特性を持つ人との接触機会が少なく、効率性の立場からそれぞれのKPIが改善されないばかりか、どのようにして理解を広げればよいか、どのような施策を行えばよいか、分からないままになっています。
ダイバーシティ＆インクルージョン基礎セミナーでは、企業が直面する多様性に関する課題に対し、そもそもダイバーシティをどう捉えるべきか、社会における特性を持つ人の数的把握、現在主流となりつつある社会モデルの考え方、各特性の基本情報、コミュニケーションの方法、無意識の偏見などについて、事例を交えて分かりやすく説明します。特性を持つ人々への知識を得ることで偏見を減らし、顧客やともに働く仲間への理解を深化させます。そして、個人や企業として取り組むべき課題を明確化し、推進を加速させます。
セミナーの参加人数は数名から数百名まで対応可能です。また、各企業の事情により、強調するポイントや深掘りするイシューのカスタマイズも可能です。