Sustainable d Actions Webinar ~Vol.5~
~先行事例が導く、超高齢・超多様化社会で飛躍する企業への成長~
『DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)×ビジネス』をテーマとしたウェビナーシリーズが始まります。
年齢、国籍、ジェンダー、障害の有無・・・多様性やそのインクルージョン課題は、サステナビリティテーマの中でも非常に重要な柱であるにもかかわらず、日本においてはあくまで社会貢献やCSRの領域に偏って論じられ、ビジネスとは切り分けて捉えられがちでした。
しかしグローバル化が加速し、国内では超高齢化と人口減少が進んでいく中で、それは企業の存続に直結する重要課題でもあるはずです。
電通ジャパンネットワークでは、DE&Iをあらゆる企業にとって主要なビジネス課題として捉えていくべきものと位置づけ、2011年に立ち上げられたタスクフォースである電通ダイバーシティ・ラボとともに、様々なソリューションの開発、提供を行い、その情報発信の一つとして本ウェビナーを開催していくことと致しました。
初回となる今回は、人生100年時代といわれる中でますます課題としても大きくなる、高齢や障害のインクルージョンがもたらすビジネス革新に着目し、パラスポーツや障害への積極的な取り組みを起点に、インクルーシブな社会、インクルーシブなビジネスへの挑戦をされてきた企業や研究者の皆様と、超高齢・超多様化社会となる日本において、どのような企業が飛躍を遂げるのか、そのヒントを探るとともに、ご参加いただいた企業の皆様の参画を求めていきます。
※本ウェビナーでは情報保障として、「字幕」「手話通訳」のご案内をさせて頂く予定です。
ご希望の方は下記お申込みフォームにある情報保障の欄よりお知らせください。
なお、音声字幕データはアーカイブ動画配信時にダウンロードいただけます。
主催 | DJNサステナビリティ推進オフィス/電通ダイバーシティ・ラボ |
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日時 | 2022年2月16日(水)15:00 〜17:30 |
費用 | 無料 |
形式 | Zoomウェビナー |
登録締切 | 2022年2月14日(月)17:30まで |
定員 | 先着500名まで |
オープニングセッション
『パラスポーツとの出会い。ゴールではなく新たなスタート。』
パネリスト :株式会社WOWOW 代表取締役 社長執行役員 田中 晃氏
株式会社WOWOW「WHO I AM」チーフプロデューサー 太田 慎也氏
モデレーター:株式会社電通グループフェロー 大日方 邦子
イントロダクション
電通の取り組みと「インクルーシブ・マーケティング」について
~多様性のインクルージョンを前提としたビジネスシフトが企業のサステナビリティを決定する~
電通ダイバーシティ・ラボ 林 孝裕
パネルディスカッション①
「デザインプロセスの革新」ファッションにおけるインクルージョンへの挑戦
~プロダクトイノベーションとインクルーシブ・マーケティング~
パネリスト : 株式会社ユナイテッドアローズ サステナビリティ推進部長 玉井 菜緒氏
電通ダイバーシティ・ラボ 野村 朗子
モデレーター:世界ゆるスポーツ協会 代表理事/コピーライター 澤田 智洋氏
パネルディスカッション②
「超短時間雇用」企業のあたりまえを壊して、ビジネスを革新する
~コーポレートイノベーションとインクルーシブ・マーケティング~
パネリスト :東京大学先端科学技術研究センター 准教授 近藤 武夫氏
ソフトバンク株式会社 CSR本部多様性推進課 課長 梅原 みどり氏
モデレーター:電通ダイバーシティ・ラボ 林 孝裕
株式会社WOWOW 代表取締役 社長執行役員
田中 晃(たなか あきら)
1954年。長野県生まれ。早稲田大学卒業後、1979年に日本テレビ入社。箱根駅伝、世界陸上東京大会、トヨタカップ、プロ野球などあらゆるスポーツ中継に携わり、編成部長などを歴任。2005年にスカイパーフェクト・コミュニケーションズ(現スカパーJSAT)へ。Jリーグ全試合中継の実現やパラリンピックの中継に力を注いだ。スカパーJSAT株式会社取締役執行役員専務を務めたのち、2015年に株式会社WOWOW代表取締役社長に就任。現在、同社代表取締役社長執行役員。
IPC & WOWOW パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ「WHO I AM」
チーフプロデューサー
太田 慎也(おおた しんや)
2001年WOWOW入社。2001年~2004年、営業企画~マーケティング部署。2005年以降、編成部スポーツ担当やドキュメンタリー企画統括を経て、2013年にドキュメンタリー番組のプロデューサーに。日本放送文化大賞グランプリ やギャラクシー賞選奨を受賞。
2015年、パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ「WHO I AM」立ち上げ準備時よりチーフプロデューサーを務め、同シリーズでは国際エミー賞やアジア・テレビジョン・アワードにノミネートの他、ABU(アジア太平洋 放送連合)賞最優秀スポーツ番組、日本民間放送連盟賞 特別表彰部門 優秀(3度)、科学技術映像祭 文部科学大臣賞などを受賞。
株式会社ユナイテッドアローズ サステナビリティ推進部長
玉井 菜緒(たまい なお)
1999年入社。情報システム部門にて主に社内および社外コミュニケーションツールの企画・運用を担当した後、2004年より同社の社会・環境活動に従事。一般の生活者に近い小売の立場を生かした活動の推進およびコミュニケーションを心掛け、ファッションの領域から持続可能な社会・地球環境と企業活動の調和をめざす。2021年4月から現職。
世界ゆるスポーツ協会代表理事/コピーライター
澤田 智洋(さわだ ともひろ)
2015年に誰もが楽しめる新しいスポーツを開発する「世界ゆるスポーツ協会」を設立。 これまで100以上の新しいスポーツを開発し、20万人以上が体験。海外からも注目を集めている。 また、一般社団法人 障害攻略課理事として、ひとりを起点に服を開発する「041 FASHION」、視覚障害者アテンドロボット「NIN_NIN」など、福祉領域におけるビジネスを多数プロデュースしている。東京2020パラリンピック閉会式のコンセプト/企画も担当。著書に「マイノリティデザイン(ライツ社)」「ガチガチの世界をゆるめる(百万年書房)」。
東京大学先端科学技術研究センター 准教授
近藤 武夫(こんどう たけお)
専門は特別支援教育(支援技術)。博士(心理学)。広島大学教育学研究科助教、米国ワシントン大学計算機科学・工学部/DO-IT Center客員研究員を経て現職。教育から雇用・労働まで、様々な障害や疾患のある人々を包摂できる社会を実現するための、テクノロジー活用を中心とした合理的配慮の方法論、アクセシブルな図書・教材とそのインフラ構築、超短時間雇用モデル等のインクルーシブな雇用システムに関する研究を行っている。
ソフトバンク株式会社 CSR本部多様性推進課 課長
梅原 みどり(うめはら みどり)
西アフリカでの大学院留学、ITベンチャー企業でのWEBマーケティング担当を経て、2006年日本テレコム(株)入社。2007年よりCSR部門にて助成金プログラム運営をはじめ、寄付アプリ、Pepper社会貢献プログラム、魔法プロジェクト等、CSR事業の企画・立ち上げに携わる。現在、ショートタイムワークをはじめとする多様な人々の社会参加を後押しする仕組みづくりや支援施策を手掛ける。
株式会社電通グループ フェロー/電通総研 副所長
一般社団法人日本パラリンピアンズ協会会長
パラリンピック・アルペンスキー元日本代表
大日方 邦子(おびなた くにこ)
高校2年の時にチェアスキーと出会い、スキーヤーとして歩み始める。1994年リレハンメル大会から2010年バンクーバー大会まで、冬季パラリンピック5大会に出場。1998年の長野大会では、冬季大会で日本人初の金メダルを獲得。2018年平昌大会では日本選手団団長を務めた。パラリンピック通算10個のメダルを獲得。
1996年、NHKにディレクターとして入局。教育番組やパラリンピック放送に携わる。2007年、(株)電通PRコンサルタント入社。 2021年~ 現職。
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事、日本パラスポーツ協会理事、日本パラリンピアンズ協会会長、スポーツ庁スポーツ審議会会長代理など公職多数。
株式会社 電通 PRソリューション局 専任部長
電通ダイバーシティ・ラボ代表/電通TeamSDGs SDGsコンサルタント/DJNサステナビリティ推進オフィス
林 孝裕(はやし たかひろ)
インクルーシブ・マーケティングプロデューサー/戦略プランナー/一級建築士
東京工業大学大学院修士課程修了後、電通に入社。コミュニケーション戦略、事業戦略、商品開発、ビジネス開発など戦略領域全般に従事。2011年電通ダイバーシティ・ラボ(DDL)に参画し、戦略ディレクター、WEBマガジンcococolor発行人兼事業部門統括を務め、DDLの戦略統括を担いながら多数のプロジェクトをプロデュース。2017年「インクルーシブ・マーケティング」を立ち上げ、新しい戦略論として普及促進活動を行う。大学・各種団体での講演、執筆、コンサルティング実績多数。2021年よりDDL代表を務める。
株式会社電通 パブリック・アカウント・センター シニア統合マーケティングプロデューサー
電通ダイバーシティ・ラボ/電通TeamSDGs SDGsコンサルタント
野村 朗子(のむら さえこ)
企業、商品のコミュニケーションプランニングに長年従事。プランニング・ディレクターから社のCSRを経験、多くのNGO NPOの社会課題解決のためのコミュニケーションのサポートを行った。その後、「パラスポーツ団体」のサポートを担う事業部へ、東京2020オリンピックパラリンピック事業に従事し、現在は官民学連携も含めた、パブリックアカウント事業(社会創発)に取り組む。電通ダイバーシティ・ラボのソーシャルプロジェクト「041FASHION」をプロデュースしている。