ソリューション

AIによる購買証明を活用したデジタル販促ソリューション「SCAN DA CAN」

作成者: D-sol|Apr 15, 2024 1:00:00 AM

課題背景販促キャンペーンの「応募数減少」や「コスト削減」
「データ活用」にお悩みの方へ

お悩み①: キャンペーン応募数が減少している

「ハガキにシールを貼って送る」「応募サイトにレシート画像をアップロードする」といった手法が今もキャンペーン応募の主流です。しかしながら、この“応募のための作業”が、応募者側にとって手間がかかることに加え、応募者がキャンペーンに慣れ親しんだ層に偏ってしまう傾向があり、結果としてキャンペーンの応募数の低下に悩んでいるご担当者の声が増えています。

お悩み②: キャンペーン実施の“コスト”が高い

キャンペーンにははがきやシールなどの印刷・工場での貼り付け業務など多くのコストが発生します。実施するたびに、費用が積み重なっていくことは、企業にとって大きな負荷となります

お悩み③: キャンペーン応募時のデータ蓄積と、そのデータをCRM施策に活用できていない

ハガキを使ったキャンペーンはもとより、一般のデジタルキャンペーンでも応募時のデータを自社の1st Party Dataとして蓄積することは容易ではありません。そのため、実際にご購入いただいたお客さまを把握することができず、その後のアップセルやクロスセル、継続的なCRMによるLTV(Life Time Value:顧客生涯価値)の向上などの施策展開につなげることができないというのも今日的な課題です。

概要「AI」を活用した、新たなデジタル販促ソリューション    「SCAN DA CAN(スキャン ダ カン)」

「SCAN DA CAN(スキャン ダ カン)」は、特許取得したAI判定モデルを実装した購買証明ソリューションです。お客さまは、缶のフタを開けて缶を撮影するだけでキャンペーンに応募できるようになり、キャンペーンを実施した企業は、「缶特有の個体値」に基づいて、ユニーク判定やブランドの判定を行なえるようになります。
※缶以外の容器にも活用できます。

特徴①: AIによる高い精度のユニーク判定でポイント付与

AIが缶特有の個体値を検出し、缶のユニーク判定を行います。そのため、撮影した缶の1本1本を違う缶として認識できるので、飲んだ缶の本数に応じてポイントをユーザーに付与できるようになります(※)
※缶フタを開けた形などの微細な違いをAIが高精度でユニーク判定し、同一物の応募を排除します。

特徴②: AI判定モデルの構築だけなので、低コストでキャンペーンが可能

ユニーク判定とブランド判定を行うAI判定モデルを構築し、キャンペーンサイトに実装するだけなので、これまで行われたシールの印刷・貼り付け作業などに掛かるコストを削減することができます

特徴③: 飲用データ蓄積によりCRM活用が可能

缶を撮影するタイミングをデータとして取得することができるため、「自社製品を、誰が、いつ、どんな場面で“飲用しているのか”」という飲用データ(※)を取得・蓄積することが可能です。また、そのデータをLINEなどのデジタルプラットフォーマーのIDと連携させて、マーケティング施策に活用できます。
※飲用データ:キャンペーン参加者が飲料缶を実際に飲んだ時間や状況を記録したデータです。このデータには、飲んだ日時、飲料の種類、頻度など、実際の消費に関する情報が含まれています。

フローキャンペーン概要・対象商品に合わせてカスタマイズが可能

キャンペーンの実施概要と対象商品に合わせて、AI判定モデルを構築・実装。キャンペーン期間中のメンテナンス、飲用データの納品までをサポートします。

  • キャンペーン概要のヒアリング
  • AI判定モデルの要件定義・開発
  • AI判定モデルの事前検証・AI精度の確認
  • キャンペーンに実装
  • キャンペーン期間中のAI判定モデルのエラー検証
  • キャンペーン終了後のレポート報告と飲用データ納品

導入メリットブランドを介した楽しい顧客体験を提供し、
CRMにつなげられる

手軽で楽しい応募体験が、応募数とブランド好意につながる

シールやハガキなどの応募のための作業ストレスを軽減することで、お客さまの応募へのハードルを下げられます。また、撮影時の演出をカスタマイズできるため、楽しさ・癖になるような体験を提供でき、継続した応募につながります。その結果、応募間口の拡大や継続率の向上に寄与します。

商品の飲用データが、自社のデータとして資産になる

今まで取得の難しかった飲用データを、ユーザーに許諾を得た上で取得できます。キャンペーンに参加するとユーザー一人ひとりの行動が自社の1st Party Dataとして収集され、継続的なキャンペーン参加があればブランド愛用者の購買属性等の情報として蓄積されていきます。その結果、一人ひとりの消費・応募状況に合わせて、ファン化を促進させるCRM(運用型販促)に繋げることが可能になります。

AI判定モデルならではの汎用性・柔軟性

AI判定モデルは一度構築すれば、デザイン変更がない限り、2回目以降も継続した流用が可能です。さらに、同形状の容器であれば、AI判定モデルを他のブランドにも応用できるため、複数のブランドを横断したキャンペーンも展開することが可能になります。

導入担当者の声「継続して使いたい」という多くの声を頂いております

飲用データの取得・蓄積だけでなく、お客さまのブランド好意度向上につながりました
アサヒビール株式会社様
キャンペーン応募において、「SCAN DA CAN」を導入することで、お客さまの満足度やブランドの好意度を高めることにつながったと考えています。
缶フタを開ける瞬間、つまり商品を飲用いただくまさにそのタイミングのデータとお客さまの飲用頻度といったデータを取ることができ、お客さま一人ひとりにあわせた、コミュニケーション施策が可能となりました。お客さまが商品を手に取って飲用されるまさにその時に、ブランドの好意度上昇につながるような体験を同時に提供できるので、“ブランドのファン”になってもらうコミュニケーションを行うことができました。

ポイント顧客体験からデータ活用までをサポート

特許を取得した、電通オリジナルのAI購買証明ソリューション

「SCAN DA CAN」は、特許を取得した電通オリジナルのAI購買証明ソリューションです。缶特有の個体値からユニーク判定を行い、キャンペーン対象商品であるかどうかのブランド判定を行うという、他にない仕組みを実現しており、デジタル販促の顧客体験の向上、飲用データの蓄積に貢献します。

電通グループの経験と実践知を集結し、データ活用も含めた販促キャンペーンを実現

販促やデータ解析、活用に関する電通グループの専門性を結集することで、キャンペーンの設計、制作、実行、データ取得からCRM活用までを一気通貫して、サポートします。特に、販促における経験と実践知を持ったアナリストが、キャンペーンで取得したデータを活用し、複数のデータクリーンルーム環境を一元管理する独自のシステム基盤「TOBIRAS」と融合して、ファン化を促進させるCRM(運用型販促)の設計と実行と効果検証までをサポートすることが可能です。

お気軽にお問い合わせください

「SCAN DA CANを使って、こんなことをしてみたいが、可能だろうか」 「どんな条件なら可能なのか」 「検討してみたいが、概算費用を知りたい」など、お気軽にご質問やご相談をお寄せください。ご希望をヒアリングし、担当者が対応させていただきます。