ソリューション

Z世代と次世代のビジネスを共創する「REVERSE CONSULTING for SUSTAINABILITY」

作成者: D-sol|May 16, 2023 1:00:00 AM

課題背景Z世代の視点を抜きに「未来」は語れない

サステナビリティは、企業にとって必須課題に

今、企業には、環境・社会・経済の3つの領域の全てで持続可能なビジネスを推進する、サステナビリティ経営が求められています。また、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)への取り組みを定量化したESGスコアが、企業の評価として重視されるようになっています。
サステナビリティへの取り組みは企業経営における必須課題であり、社内の専門部署のみならず、会社全体のビジネス構造の変革(SX:サステナビリティ・トランスフォーメーション)が必要となっています。

自社が進むべき未来ビジョンを描くために、何が必要なのか?

サステナビリティ推進は「やらなければ」という危機感だけでは、部署の壁、コスト、情報不足などマイナスばかりに目が向いてしまいます。推進に向けたキードライバーは「なぜそれが自分たちの将来にとって大切なのか」を捉えなおし、関与者のモチベーションを高めることです。「こういう未来にしたいから、今からこの活動をはじめる」というポジティブな動機付けが必要です。

また、これからの企業は、将来世代を犠牲にしないことを前提条件とした上で、社会的責任と事業成長の両方を遂行することが求められます。そのために、過去の商習慣にあったムダ・非効率を省き、将来世代の視点で既存事業の常識を捉えなおすという姿勢が必要となっています。

将来を担うZ世代の視点で事業や組織を捉えなおすことは、サステナブル経営を実現するための有効な手段となります。経営層と現場が分断されず、みんなが納得できるポジティブな未来に向かう象徴となるからです。

解決策サステナビリティ・ネイティブのZ世代が「未来ビジョン」構築をサポート

1990年代後半から2000年代初頭にかけて生まれた世代は「Z世代」とも呼ばれ、新たな価値観を持った世代として注目を浴びています。Z世代は、デジタル・ネイティブであると同時に、震災や環境破壊を目にしてきた「サステナビリティ・ネイティブ」世代ともいえます。
これからの未来の社会の当事者であるZ世代は、他の世代と比べてもサステナビリティへの関心が高く、その取り組みに対しても「楽しいからやる」というポジティブな世代です。

若手がメンターとなり、組織や事業を変革していく

今、リバースメンタリングという手法が企業の間で注目されています。
これは、従来の「上司から部下への指導」という立場を逆転し(=リバース)、若手がメンターとして、若い世代の価値観をベテランや先輩に教えるという手法です。

サステナビリティ領域においても、これまでの既成概念や枠組みにとらわれない柔軟な視点を持ち、且つ未来の当事者であるZ世代の発想を取り入れる。それにより、企業の「未来のありたき姿」の実現をサポートするのが「REVERSE CONSULTING for SUSTAINABILITY」(リバース・コンサルティング・フォー・サステナビリティ)です。

サービス概要「逆転の発想」で動かす、新たな共創型コンサルティング

Z世代によるリバースメンタリングと電通Team SDGsコンサルタントの視点を融合し、サステナビリティ関連の事業・組織開発、コンテンツ・アプリ・コマースなどのブランド接点の開発をサポートする共創サービスがREVERSE CONSULITING for SUSTAINABILITYです

サービスメニュー

① リバース・ラーニング ~Z世代の視点を取り入れる~
Z世代の視点から、企業のサステナビリティ戦略へのヒントを提供します。独自の調査レポートをもとにした勉強会の実施や、各企業のサステナビリティ課題にカスタマイズした定量調査・デプスインタビューなどのリサーチを実施します。また、勉強会やリサーチ後の意見交換からアイデアを出し、テスト・アクションに繋げます。

② リバース・トーク ~Z世代とともに対話する~
経営幹部とZ世代との対話セッション(リバースメンタリングセッション)を企画・実施します。社会と向き合い価値創造を行うZ世代のクリエイター/インフルエンサーなどを、課題に合わせてキャスティング。Z世代と普段関わりが薄いマネジメント層が、Z世代と意見交換を行うことで気づきを得て、それを自社のサステナブルビジネスに活かしていくことができます。またその内容を社内外へのコミュニケーションのためのコンテンツとしたり、そこでのアイデアをプロトタイプにつなげることも可能です。

③ リバース・セッション ~Z世代とアイデアを共創する~
Z世代とのワークショップ等で、事業・サービスのアイデアを創っていきます。Z世代の新しい着想から、社内だけでは普段は得ることができない、事業・アクションへの気づきを得ることができます。またワークショップを通じて、自社の社員がZ世代と交流することで、社内文化の変革のためのアクションとすることも可能です。

④ リバース・フォーラム ~Z世代と一緒に仕組みや枠組みをつくる~
Z世代と複数の企業が集うイベントなどの機会を設けることで、意見の交換や、アイデアや新たな枠組みの創出の場を作ります。学生・社員・起業家などの、さまざまな世代・職種のメンバーが集まることで新たなビジネスを共創していくとともに、サステナビリティを社会全体で推進していくためのチームづくりも行います。

サービス提供体制「サステナビリティ×Z世代」の共創型コンサルティングサービスを提供

サステナビリティ専門チームである電通Team SDGs、電通グループのZ世代専門チーム、そして
本プロジェクトでパートナーシップを組む、Z世代のスペシャリストであるNEW STANDARD株式会社とが連携し、様々な課題に合わせて、最適なプランをご提案いたします。

ぜひ、お気軽にお問い合わせください。