生活者のECによる買い物が当たり前になった現代。企業には、EC施策においても、今まで以上に競合他社との差別化が求められています。ECに取り組む企業にとって、何が売上に寄与しているのか、その要因をどのように把握し、どのように次に活かすかを考え、差別化や付加価値づくりにつなげることが不可欠です。
SNSが生活者に大きな影響を与えている今、彼らの購買行動の起点になっているのは「なぜその商品を買ったのか」という、自らが信頼、共感できる顧客の生の声です。そのような顧客=ファンの投稿を活用して共感を生み出すことで、ECサイトに付加価値を作ることができるのです。
これまでECサイトは、主に割引施策によって「新規顧客」を取込み、売上を拡大する手法でビジネスを拡大してきました。しかし、 これからのECビジネスにおいては、「既存顧客」に対して、いかにして継続的な関心や共感をつくりあげ彼らのLTV(生涯顧客価値)を上げられるか、が事業成長の重要なポイントとなっています。
ブランドのファンを自社に近い場所にストックすることで、割引施策などの短期施策に頼らずROIを高めていく施策が求められているのです。
では、どうすればよいか。
お悩みの解決法があります。
「UGC」(User Generated Contents)とは、ユーザーが制作・生成したコンテンツのこと。UGCが企業の課題解決のカギとなる理由の背景には、3つの市場変化があります。
デジタルシフトが進み、ECで購買できるものが飽和し始めたことで、生活者の商品の選択基準が大きく変化しています。これまでのような、商品やサービスの機能など「モノ」としての価値による選択行動だけでなく、ブランドの世界観など「コト」としての価値を重視して選択する行動が生まれ、定着しています。
こうした生活者の変化を踏まえた施策が重要になっています。
デジタルシフトにより、企業が一方的に情報発信をする時代から、ユーザー同士が双方向に情報を発信しあうことが当たり前の時代になりました。生活者の購買行動においても、企業からの一方通行のメッセージではなく、ユーザーの生の声や体験が、年代を問わず商品やサービスの選択に大きな影響を与えるようになっています。
結果、人々の購買行動の起点で、広告などの情報だけではなく口コミ、SNS上の投稿などのユーザーが作成したコンテンツ(UGC=User Generated Contents)を参考にすることが主流になっており、UGCのECマーケティングにおける活用が重要なカギとなっているのです。
そのチカラを最大限に活用する
サービスをご紹介します。
口コミ、SNS上の投稿など生活者の購買行動に大きな影響を与える「UGC」(User Generated Contents)。このUGCのチカラを最大限に活用し、企業のEC売上を向上させるサービスが「ULVA」です。
「ULVA」は、ECサイトやキャンペーンでファンの声やスタッフの声といったUGCを活用し、ファンコミュティのベースとなる「UGC投稿ページ」を提供するだけでなく、売上に貢献したUGCの評価や、顧客IDとの連携によるマーケティング基盤の高度化などの多彩なメニューにより、お客様のブランド体験をアップデートし、売上向上をサポートします。
キャンペーン設計・事務局運営・Webサイト構築など、電通グループのノウハウを活かして、UGCの創出からオンライン/オフラインでの活用までを一気通貫でサポートします。
オウンドメディアとしてユーザーがコンテンツを投稿するコミュニティページを作ることで、単発のキャンペーンだけで終わらせずに、中長期でUGCを自社のコンテンツ資産として活用することができます。投稿されたUGCをECサイトに掲載することができるため、ユーザーの投稿がECの売上にどの程度寄与したのか、といった分析まで対応可能なサービスとなっています。
ULVAを活用すると、どんなメリットがあるの?
「ULVA」を導入すると、比較的手軽にファンやユーザーのコミュニティを形成することができ、さらにEC上での売上への貢献度を指標にしてコンテンツを管理することが可能になります。
また、一過性の施策ではなく、良質なコンテンツをECサイトなどのオウンドメディア上にストックしていくことが可能になります。
また、ファンとの間で相互理解を深めることで、ユーザーインタビューや座談会にお呼びし、商品を共創することもできます。
自社のECサイトとコミュニティページのデータを連携することで、UGCコンテンツやコミュニティのパフォーマンスを売上ベースで評価することが可能となります。
SNSなどの外部のプラットフォームではなく、オウンドメディア内にUGCコンテンツを蓄積できるため、UGC利用の際の許諾取得の手続が必要がなくオペレーションコストを下げることが可能。また、自社ファンとしての純度の高いファンが集まるコミュニティとして、活用いただけます。
コミュニティページは、ブランドのファンが集まる場所になります。ファンと日々交流を深めたり、限定イベントを実施したりすることで、ファンマーケティングのための基盤づくりをサポートします。
ユーザーのみならず店舗などのスタッフもID管理できるため、ステークホルダー皆がページに集まり、多様なデータが蓄積します。貴社のECサイト等、既存のオウンドメディアでのユーザー情報やログを連携することで、ID単位で行動を可視化・評価することが可能となります。
ビジネスの現状・課題に応じて、ULVAのサービス機能をカスタマイズしてご提案します。
リリース後も、コミュニティの活性化等、伴走・サポートさせていただくことも可能です。
電通、電通プロモーションプラス、データアーティストの電通グループ3社が、ワンチームで対応。
業種やビジネス特性等に合わせた最適なチームがワンストップでソリューションをご提供することで、売上拡大・事業成長の実現に貢献します。