コロナ禍、そして急激な市場の変化など、ビジネスは日々「想定外の危機」に見舞われています。そのような状況でミッションを果たし結果を出すチームとはどういうチームでしょうか?
一般的には危機の時こそ、強いリーダーシップと考えられがちです。しかし今、それとは異なるタイプの「ハンブルリーダー」に注目が集まっています。ハンブルという言葉に馴染みがないと思いますが、「Humble(ハンブル)」とは「謙虚」を意味します。ハンブルなリーダーとはいったいどういうものでしょうか。いくつかの事例を交えて謙虚なリーダーの効用と条件を解説いたします。
第2章・第3章では、東京大学先端研 熊谷准教授の「当事者研究」をベースとして、チーム運営の重要要素であるメンバーのエンゲージメント、心理的安全性を高めるアプローチについて考察し、高信頼性組織と呼ばれるチームはリーダーのどのような言動からつくられていくかを最新の研究からキーワードをいくつかご紹介いたします。
最後に、「リーダー=強い人」という旧来像を脱却し、ハンブルリーダーになるための理論と実践を提供する「ハンブルリーダー養成講座」をご紹介いたします。
「ハンブルリーダー養成講座」とは本ウェビナーの講師である熊谷准教授の当事者研究メソッドを用い、日本エンゲージメント協会のエンゲージメント理論を活用し、電通ダイバーシティ・ラボのダイバーシティ&インクルージョンの知見を導入した最新のプログラムです。
現場のリーダー達はチームのクリエーティビティを高め、停滞している現状を打破できるのでしょうか?
そのために身につけるべき新しいリーダーシップを一緒に考えてみませんか?